ジステンパー、パルボなどの伝染病の混合ワクチンが未接種の場合は、生後60日以降で子犬が元気な時に動物病院で接種してもらって下さい。
環境の変化によるストレスで疲れていますので、最初の一週間はあまり連れて歩いたり抱いて歩いたりはしないようにしましょう。
子犬は1日に15時間から20時間位眠りますので、睡眠中は起こさないようにしましょう。
幼犬は黴菌に弱いので、汚れたスリッパやゴミ、腐った物、人間の手指などを舐めさせないように気をつけましょう。エアコンから出る黴菌にも注意して下さい。
便を見て加減する方法・食べ過ぎ→軟便→量を減らす。
・少な過ぎ→小さくて固い便→増量する。背中を触って・背骨がゴツゴツしていたら、痩せ過ぎかも→増量または質の良いフードに替える。
・背骨が判らない位なら、太り過ぎかも→ドッグフードの量を減らす。
★水はいつでも飲めるように常置して下さい。
熱湯でふやかす時は30秒〜3分位で湯切りをして、火傷をしない程度に冷めてから与えて下さい。ふやかしたドッグフードは腐り易いので、食べ残したら早めに(4時間以内)片付けましょう。生後3カ月頃からは固いまま与えても大丈夫です。
叱る時でも、手では直接叩かない方が良いです。手で叩くと手を怖がるようになって、呼んでもなかなか来なくなったりするかも。ハエタタキなど、物で叩く。手は可愛がる、褒める、遊ぶ、・・・。
声かけとスキンシップも大切な栄養です。子犬に限らず、時には「さん」付けで呼びかけてみましょう。
2016年3月17日に来訪した幸手保健所の人から「販売する犬以外の犬は市町村に登録して下さい。」と言われましたが、
必要性を感じないので自分の見解を整理してみました。
屋内犬の登録と狂犬病予防注射は所有者の任意で行えば良い。
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狂犬病予防法による登録の目的は、抑留した犬を処分する前に所有者へ「引き取るべき旨を通知」するためなので、迷子札で間に合う。
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現在の日本は狂犬病清浄国なので、国内では狂犬病予防注射の必要が無い。
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日本では放し飼い禁止、徘徊犬は捕獲されるので狂犬病が発生しても蔓延しない。
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狂犬病狂躁期(狂騒期)の飼い犬は外出散歩が困難なので、感染拡大は同居する犬や飼い主等に限られる。
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犬も人間も、狂犬病の犬に噛まれた後でも発症前なら予防可能になっている。(曝露後ワクチン接種)
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狂犬病清浄国である日本国内に於て、狂犬病予防注射の副反応(副作用)と思われる犬の体調不良や死亡例が出ている。
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ブリーダーの犬が狂犬病予防注射の副反応で病気になった場合は、業務上の損害も大きい。
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狂犬病予防法が作られた1950年当時、犬は屋外で飼うのが普通だったので屋内犬は想定外、対象外になっている。(第六条、第十条など)
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法律制定時に対象外だった屋内犬にまで狂犬病予防注射と登録を義務付ける事は、法律の濫用または誤用と言える。
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外出する事が無い屋内犬が狂犬病に罹る可能性はゼロだが、旅行や外出が多い飼い方もあるので狂犬病予防注射を受けさせるか否かは飼い主が判断すれば良い。
当方のスタッフ犬は外出しませんので狂犬病予防注射と登録は差し控える事にします。
昔の法律は、時代錯誤の濫用をしないで柔軟適切に運用しましょう。